■端子がみつからない

　　　　ＬａｂＶＩＥＷでプログラミングをしているとダイアグラムから端子がなくなってしまうことがあります。
　　　　ウインドウを大ききしてみたり、ストラクチャ（シーケンスやケース）を変えてみても見つかりません。
　　　　端子は、ストラクチャの影に隠れてしまっているのです。

　　　　このような時は、

　　　　　1.探す制御器や表示機をフロントパネルで選択します。
　　　　　2.マウスを右クリックし、プルダウンメニューを出します。
　　　　　3.「端子を探す」を選択します。

　　　　こうすれば、図のように端子の位置が破線で表示されます。
　　　　矢印キーを使って見えるところまで移動してください。
　　　　このとき、ストラクチャが多重になっている場合は、全てが重なっている
　　　　部分に移動する必要があります。
　
　　　　では、制御器や表示機が見つからない場合はどうでしょうか。
　　　　他のオブジェクトに重なっている場合と、意図的に隠している場合があり
　　　　ます。
　
　　　　この場合は、

　　　　　1.探す端子をダイアグラムで選択します。
　　　　　2.マウスを右クリックし、プルダウンメニューを出します。
　　　　　3.「制御器（表示機）を探す」を選択します。
　　　　　4.オブジェクトがグレー表示の場合は、「制御器（表示器）を表示」を選択します。

　　　　こうすれば、制御器や表示器を探すことができます。
　　　　制御器や表示器は、テンポラリの変数としても使用する場合もあります。
　　　　ユーザーに見せる画面では、このような制御器や表示器を隠しておくと間違いがすくなくなります。