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■止まらない
LabVIEWはデータフローという概念で動作しています。
各VIの実行順序は、全ての端子にデータが到達して初めて実行されます。
データの到達が同じVIが複数あった場合は、どれが先に実行されるかは、わかりません。
データの流れをしっかり考えないと想定していた動きと違う動きをしてしまいます。
○ボタンを押したのにすぐに止まらない
下図のようなOKボタンを押しループを抜ける処理の場合、各VIや端子にデータ全て到達してからVIの実行が開始されます。
実行のハイライト(電球ボタン)をONにして、実行させデータの流れを観察してみてください。
○Kボタンの値がループの終了端子に到達してから他のVIが実行されます。
下図の右側のようにしデータの流れを制御すれば、余分なループを避けることできます。
ここでは、VI実行後シーケンスストラクチャの中が実行されるので、終了端子にOKボタンのデータがわたるのは最後になります。
ちなみに、VIの処理が早い場合は気がつきませんが、遅い処理の場合は、よくわかります。
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