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■クラスタを使おう
単純なプログラムを作っている時は、入出力の端子も2・3でダイアグラムもシンプルにできます。
しかし、複雑なプログラムを作り出すと、VIの入出力の端子の数も増え収拾がつかなく場合があります。
このような時はクラスタを使用しましょう。
クラスタは、C言語の構造体やVBのTypeDefと同じで、
「関連するデータ郡をひとまとめにし、ひとつのデータとする」
データ形式です。
クラスタのメリットは、
「データが構造化されるためデータの流れがわかりやすくなる。」
という他言語と共通のメリットの他に,LabVIEW独自のメリットとして、
1.端子が少なくてすむ
2.ワイヤを引く数が減る
3.ダイアグラムがシンプルになる
があります。
関連しているデータ郡を個別に配線してしまうと、ダイアグラムが複雑になり、間違いも多くなります。
デバッグ時も関連データを一覧できますし、比較演算するのも簡単にできます。
メリットばかりのようですが、あまり大きなクラスタを作ると、ひとつだけデータを取り出したい時、苦労します。
また、クラスタの構造を変えると上位のVIにも下位のVIにも影響を与えるので、慎重に設計する必要があります。
シンプルなダイアグラムを作成するためにもクラスタを積極的に活用しましょう。
予断ですが、サブVIを作成するときは、呼び出されるVIから制御器や表示機をコピーして使用することをお勧めします。
こうしておけば、オブジェクトの名前や構造・型などが同じになり、ミスを防げまず。
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